2010.07.16 Friday
コーネルの箱が見られる美術館


先日、千葉・佐倉にある川村記念美術館へ行ってきました。
今まで知らなかったのですが、川村記念美術館はDIC株式会社(旧大日本インキ化学工業)
が運営している美術館なのだそうで。「川村さん」は創業者のお名前らしい。
印刷の色見本といえばDIC!!あのDICですか?!
ついこの間も手ぬぐいの色指定をDICで出しましたとも!
と、職業柄いろんな場面で色指示に使わせていただいてる我らは、
思わず「お世話になってます、、」とつぶやきつつ入館。

川村記念美術館行きの目的は
「ジョセフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙をたたえて」の展示を見に。いやあ、良かった。
高橋睦郎さんの詩が壁にかかれ、奥にはコーネル作品が並ぶ小宇宙空間。
コーネルの世界観を堪能するのにびったりの、小さな部屋、展示設計でした。
もともとコーネルの作品が好きなのですが、16点もを同時に見るのははじめて。
非常に好きな雰囲気と構成で見られて嬉しかった。
最近、美術展やデザイン展を見に行くと必ずじっくり見てしまう図録も、
これまたすばらしいものでした。
高橋陸郎さんのお弟子さんが装丁を手がけたという、高橋陸郎詩集「箱宇宙を讃えて」。
フランス装になった紙束でナイフで1枚ずつ切り開き、めくる、ぜいたくな造本。
売り切れ寸前に駆け込んで購入することができましたが、
この美しい装丁にナイフを入れるのには勇気がいる、、、。
いまのところはページの隙間からそーっと読んでます。

2010.07.12 Monday
秋に来る靴
ここのところdropは納品ラッシュが続いてます。紙やwebやグッズなぞ。
どんどこかたちになって来ています。何かに追われています。
作っている間はすぐに辛くなってよれよれの有様ですが、
しかし出来上がってしまえば、こっちのものです(?)。
情報、素材、頭の中のアイディア、、とバラバラだったいろいろが、パズルみたいにかちっと組み合わさって何かが出来上がっていく瞬間は、やっぱり楽しい。
もひとつ言うと、日常生活で周りのひとたち、尊敬する人たちの役に立てるようなことって1個も出来ていない気配で満点なので、せめて仕事で恩返ししたいと思ってます。

先週末に4日間に渡って開催された手作り靴屋UZURAさんの個展・受注会のご案内DMも、
担当させていただいたのですが、今回もUZURAおさむ画伯の絵をモチーフに
個展のテーマ「UZURA MANSION」ペーパーを作りました。
包装紙やブックカバーとしても使える紙をイメージして、画伯の絵を繰り返す繰り返す。
靴屋さんの受注会のご案内なのに、もはや靴そっちのけの物語風DMとなりましたが、
UZURAさんファンの方々にくすっと笑っていただけてたらいいなあ。

2010.07.07 Wednesday
ふしぎ現象


デザインの仕事の種類はいろいろとあって、
自分たちの必要からつくりはじめたプロダクトや展示作品とは別として、
誰かからのご依頼あっての仕事、というのがほとんどです。
日々何をして食べていっているのかというと、
そのような、頼まれたお仕事をこつこつとやっているわけなのですが、たまに
「みんながいろいろなことをいろいろに同時に言ってくる日」というのがあります。
というか「発生」します。

常にいくつかの仕事を掛け持っていれば、
いつも誰かしらから連絡は来るし、じゃないと進まないのは当然。
にしても、なんで6人とか7人とかから、
全く同じ日の同じ時間帯に電話が来たりするのかは、すごく不思議です。
進行中の仕事の連絡、突然の問い合わせ、音沙汰なかった人からの不意の連絡。
全国津々浦々から電話やメールが怒濤のように続き、
気の弱い二人の頭は「???」でいっぱいになる。
それぞれいろんなご都合もあるでしょう。締め日とかなら、分かります。
けど、なんでもない日の同じ時間になんで集中するのだろうなあ。ふつうに、不思議。
なにか見えないところから波のようなものがどっと来る、あの感じ。

2010.07.03 Saturday
キッチンミノルの「多摩川な人々」

(写真:キッチンミノル)

友人の写真家キッチンミノルが、ただいま
原宿のギャラリーROCKETにて写真展「多摩川な人々」を絶賛開催中です。
同名の写真集リリースにあわせた個展なのですが、写真集も展示もとても良いです。
お時間ある方は、ぜひ足を運んで見てみてください。

日本にいると(というか自分たちもずっと日本に住んでますけど)、
日常生活の合間に「写真を見にいく」っていう行為がやや特別なことで、
よほど写真が好きじゃないかぎり頻繁には無かったりすると思うのですが、
キッチンミノルの写真は「写真大好き!」みたいなひと以外にも
どんどん見て欲しいという感じが、勝手にしてます。
なんというか、「友達の展示だったわ」ということすら忘れて、
「ああ、写真を見たな」という生々しい感触が、久しぶりにしたので。



2010.06.26 Saturday
つむぎやの コンロ1口、絶品ごはん


お知らせタイミングが遅くなってしまいましたが、
絶賛発売中のお料理本のご紹介です。
本の連続リリース、雑誌やwebでの連載、ケータリング、
食のイベントで大活躍中のフードユニットつむぎやさんの
「つむぎやの コンロ1口、絶品ごはん」(成美堂出版)!!
写真を石川カツトシさん、スタイリングを本郷由紀子さん、
編集構成を丸山みきさん、企画を森香織さん。
本のデザインとイラストを、drop aroundで担当させて頂きました。
手前味噌ですが、いい本になったと思います。
作って美味しい見て楽しい、実用的なレシピブック。
いや、あたらしいライフスタイルブックとも言えるかも?
なにしろ「男の人が持っていて恥ずかしくない」「うまそう、ががつんと伝わる」
料理とごはんライフの本として世に出そう!!と皆で頑固に作りあげた男前本です。

2010.06.25 Friday
たぶん、きっと、おそらく。



今までの人生で1番サッカー観戦を楽しんでいます。
岡田監督の弱々しい笑顔とガッツポーズを見るのが至福。
夜中に、そして夜明けにTVの前で叫ぶ叫ぶ。
日本はすてたものではないなあ、と涙する。
長友選手のお母さんにまで共感、松井選手の髪型にしてはどうかと旦那にアドバイス。
でも1番好きなのは中沢選手です。
て、あからさまの「にわかファン」で、すいません。青い服着たりしちゃってさ。

でも、8年前の日韓W杯で日本国民の9割が見ていただろう試合中に、
私は暇つぶししにブックオフにいて「非国民」とささやかれたし、
4年前は池袋でGomaや福田理香さんやかずさんやwool,cube,wool!さんらと
サッカーに詳しくない人々を集めたイベントでケーキ食べながらブラジル戦見ていたし。
8年前以前なんて、オフサイドの意味すら知んなかったし。
そのレベルからすると自分の中では相当な飛躍であり、
愛国心であり、勝利への執着であり、誇りであり。
なんていうかだいぶサッカーファン。日本代表全員がんばれ!と思う。

なんで今回に限って、こんなに応援しているのかと考えると、
技と責任感が光る職人ぽい選手が多く、地に足のついた態度にぐっと来てるのと、
カメルーン戦までの(勝ったらもうけ!という基本負け覚悟の)阪神風ポジションに、
勝手に親近感を抱いていたからです。
逆境にこそ、人間性や実力が試されるのだなあ。
あんなぼこぼこに言われて、でも勝利を信じ抜くというのはすごいことだ。
うす暗い日本に光を与えてくれた日本代表の彼らは、なんてエライんだろう。
パラグアイてどこ?どこにあるの?と言いながら、次の試合も楽しみ。

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2010.06.19 Saturday
芸術と生活を一致させよ



「ロトチェンコ+ステパーノワ ロシア構成主義のまなざし」を見に、
東京都庭園美術館へ行ってきました。
アレクサンドル・ロトチェンコとワルワーラ・ステパーノワは、
ほんの100年くらい前に大活躍していた、ロシアの最強クリエイターカポー。
ロシア構成主義を唱え、唱えたからには地で生き抜いたった!というどえらい夫婦です。
なぜか一瞬関西弁になりかけたのは、あの濃ゆさが大阪的だから?
なんなんだろう、あのふたり。そしてあの時代。


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