2013.06.12 Wednesday
庭7割





やっとこ冬が終わり、肌寒い春を越えて、
心待ちにしていた庭仕事ができるシーズン到来です。
ああ、寒い春だった。ほんとに春だったのかしら。
いやいや、これからやっと嬉しい夏、
気持ちのよいシーズンがやってくるのだから、
寒かった記憶は置いておいて、エイヤーと気合い十分でこれからを楽しまねば。


さて。
いまのdrop一家の住まいは、築うんじゅうねん、の中途半端な古さの、
これまた中途半端に豪華で広い(暖炉があるからくり屋敷的9LDK)一軒家なのですが、
ここを借りることにした1番の決め手は庭、でした。
決め手の詳細は庭7割、家本体2割、のこる1割が車庫付きだったことによります。

以前の住まいは、北海道の気候が配慮された断熱性抜群のマンション。
収納もたっぷりで、電車、地下鉄ともにアクセスがよいことから、
小さな子のいるファミリー世帯としてはもう少し長く居てもよかったはずが、
なぜかいわくがいっぱいついたボロ家に好き好んで越してしまったのでした。
(いま考えても、ばかだった、、、ような、、、ああ)
家に関しては一冬だけでも、いろいろ大変な目にあってへとへとになりましたが、
雪がとけて、顔をみせはじめた庭は、
もうもうに草が伸びて、剪定されず荒れた庭だった引越前の状態から比べると、
昨年実家の両親を巻き込んで手入れをはじめたおかげで、
今年ずいぶんイキイキして見えます。

内見の時の写真を見ると、木や草が覆い茂りすぎて玄関まで行くのに、
鎌を持っていかないと入れない、、とかいう状態だったのが、
どこに何が生えているか、ちゃんと把握できるようになり、
去年思い切って間引いたおかげで、あらたに芽吹いてきた植物もいくつか。
そして、先住植物たちのはしっこに土をいれて、食べられる野菜の種蒔きもして、
「愛でる庭」から「食べられる庭」がすこしずつ加わりつつあります。
家の横には葉もの野菜、玄関正面の広場は正方形に囲って、
茄子やトマト、ハーブも植えてコンパニオンプランツ実験中。
十勝千年の森のガーデンデザインを手がけた、
ダン・ピアソンが作った庭のようにしたいと思って手入れをはじめたはずが、
なかなかそんな風にシャレた庭にはならず(なりようがなく)、
バラのよこにキュウリ、あじさいのよこにキャベツ、、とか
どんどんおかしなビジュアルになってきていますが。
しかしまあ、ポンコツ家庭内実験を繰り返して、
小さな自給を積み上げよう!という目標にまた1歩近づいてきた気もします。
だから、やっぱりここに越して来てよかった、ということにしておきます。

お天気のよい朝、庭仕事をしていると、
もともとこの家に住んでいたおばあちゃん(大家さんのお母さん)が植えたのであろう
チューリップや水仙の球根が土の中からごろごろ出て来たりして、
見えない文通をしているようで、ちょっと面白い。
おばあちゃんは花が好きで、庭仕事も大好きだったようなので、
我らが作っている庭を見たらどう思うだろうなあ、、
チューリップや水仙が、トマトやきゅうりに変わっちゃってとほほと思っているかしら、
なんて考えながらもやんややんやとにぎやかな庭に今日も水を撒く。
おばあちゃんが大事にしてきた庭、
我らが代わって、楽しんで愛したいと思います。






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2013.03.03 Sunday
パンと経済



うちの娘はたべることがとりわけ好きである。
1歳9ヶ月の彼女のごはんライフは朝晩が家、昼食+おやつは保育園で食べており、
保育園ごはんも野菜中心でよく工夫されていてとっても美味しいらしく、
食べることにさらにどん欲になった気がします。ええことです。
離乳食時代から「よく食べるなあ」と思ってごはんを作ってきたけれど、
食べられる食材や調理の幅も広がってきて、
それに後押しされて、私たち親も日々食べることばかり考えている。
もちろん常に仕事を抱えているのであまり手はかけられないけれど、
自宅での作業中心でほぼ3食自炊が基本なので、
自動的に休憩=料理、食事なのです。

最近は、お昼にピザかフォカッチャを焼くことにチャレンジしています。
(レシピはつむぎやさんの粉ものレシピ。長く頼りになります!)
我が家は米、小麦、野菜、珈琲の順で消費率が高いのですが、
この中で家庭内自給率をあげるとしたら小麦(パン、お菓子)だな、と。
幸い、近所にもすごく美味しい天然酵母のパン屋さんがあるし、
周りにもすばらしいパンやお菓子の作り手が何人もいるので、
どうしても美味しいものが食べたいときは顔が見える相手から買えばよくて、
でも粉と少量の具材とちょっとの手間で自分でも作れる、というのが理想です。
粉道(てなんだ)を追求していくと別なのだろうけど、
仕事の合間や休日にちゃっと食べる程度ならば、
手作りのへなちょこパンやケーキでも、家族みんな満足。

自分の手でつくる、というのは何においても、
自立への道のり、という感じがしてなんとも自由な気持ちになりますね。
こんな簡単で楽しくて、出来上がったら美味しいものなのかー!と、
味噌以来、本当によく思う。
そして、なんでも簡単に買って済ませていたなーもったいないなーとも。
ここでいうもったいない、は節約術的なことでなく、作る楽しみへ向けたもったいなさ。
手間を省いてお金で解決することのつまんなさ、とも言いかえられるかも。
自力でチャレンジして手間をかけてみると、
いろいろなしくみを少しずつ知れてたいそう面白い。
その面白さを、何も考えずに(買うことで)簡単に手放すのはなんだかもったいないかも、と思うのです。
自力で作ることを知ると、お金という対価を払う納得にもつながる気がしてます。
その道のプロでないからこそ、自分でやってみて初めて知れることは多くて、
野菜でもパンでもこんなに美味しいものを作るには、
時間や技術があれくらい必要なんだろうな、この値段てことは
原料もいいものを使っているんだろうな、とか判る訳で。
お金を払うときにもありがたい気持ちになるし、気持ちよく払えるようになる。

気持ちよくお金を払う人が増える、とか
納得してお金を使う人がどんどん多くなるって言うのは、
小さな規模から経済が活性化することなのでは?と思うのだが、違うのだろうか。
なぜか昼ごはんパンから経済の話になっていっていますが、
遠い国の原油価格に振り回されたりするのはめんどくさいので、
何か身の回りの小さいレベルから経済らしきものを見直すことはできないかと
考えてみると、自分たちの場合は手を動かしてものごとを発見することが多い。
少なくとも、自分たちの経済は、
人と人の間に発生する技術やサービスにリスペクトがないとうまくまわらない。
だから、煮詰まっても煮詰まらなくても、手は動かし続けるのが良い、と思う。
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2013.02.06 Wednesday
味噌ビフォアアフター







大豆収穫当時(2011年)

ついに仕込み開始・麹と共にまるめて容器に投入(2012年)

現在の味噌らしき状態(2013年)という並びの写真。
主婦ブログか、ここは!
しかし、我らが住む北海道という土地はまことにすんばらしく、
日本人に必要な主要作物がたいがい穫れます(つくればの話)。

2年前、見よう見まねで自分たちの畑にばらまいた大豆の種が、
あんがいちゃんと実ってくれて、
(畑に通い詰めていた友人夫妻とオットの両親、親戚たちのおかげ)
こぶりではあったものの大豆らしい大豆として目の前に登場したときの
「おおおおー!」という感動はちょっと忘れがたいのだけれど、
もっと感動したのは、収穫した大豆で仕込んだ味噌が食べられるようになったこと。
実は味噌づくりははじめてだったのですが、
はじめてにしてメイドイン北海道、というかメイドインおれたち、
リアル手前味噌という訳です。やった!


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