2007.09.14 Friday
寺子屋のこと2
       


寺子屋2日目は、孔雀洞雑貨舗さんによる万華鏡講座。
こちらは、静かにそれぞれ自分の世界に没頭してゆく寺子屋となりました。
かねてより人気の高かったatelier dropの定番商品テレイドスコープ(風景移動式の万華鏡)を見て感心し、「自分で作ったらどんな風だろう!」と話してくれたお客さま達の声をヒントに、孔雀洞さんのアイディアで練り上げられた万華鏡講座を開校。昼と夜で、違う仕様の万華鏡をそれぞれに制作しました。

昼は、お気に入りのモチーフをご持参してくださった方が多く、鏡を組んで万華鏡本体を完成させた後は、ひたすら納得ゆくまでオブジェの組み合わせ作業が続きました。
この作業、面白いうえにどんどん一期一会的な組み合わせが生まれるためにきりがなく、生徒さんもどんどん無言で万華鏡と一体化(!)して、自分の目に写る幾何学模様に没頭。夜は液式という、オイルのような液体に沈ませるオブジェを小瓶に詰めるため、さらに皆さんモチーフ量の調整に悩みながらの手作業に。
そして、その様子を見守りながらも、万華鏡の中に入れるために砕いたり切ったりするガラスや鉱物の取り扱いには細心の注意とアドバイスを怠らない孔雀洞さん。普段は万華鏡の筒やオブジェの加工のため、バーナーワーク(あの、火花が飛ぶアレです)までこなす職人派作家さんですが、今回の寺子屋のために、安全かつ作りやすさを考え抜いたキットを用意してくれたので、おかげで生徒さんに怪我もなく、両講座とも時間が繰り上がるほどスムーズな進行となりました。

昼の講座には、店主も飛び入り参加させていただいたのですが、器用な生徒さん達に一瞬で遅れをとり、鏡を組むのもオブジェを選ぶのも一番のろのろとしていた始末。その横では「作家活動をしたほうがいい!」と先生が太鼓判を押すほどの魅力的な万華鏡が生徒さん達の手から続々生まれて、孔雀洞さんいわく「自分も作品づくりする中で、皆さんの自由な発想がとても刺激になりました。」とのこと。
どんなに数を作っても、どれひとつとして同じものにはならないその不思議な魅力を、先生と生徒さんが一緒になって感じていた時間となったようです。
大切そうに万華鏡を梱包材でくるんで持ち帰る姿を、ほほえましく拝見しました。



小さな店でたくさんの作品が生まれた2日間。
おかげさまで、生徒さん達にも喜んでいただけて、ほんとうに嬉しかった!!
受講してくださったお客さま方、ほんとうにありがとうございました。
そして、わがままで手間のかかるdropの要求にもにこやかに応えて下さり、
楽しく専門的なワークショップにしてくださったお二人の先生に大感謝、です。
普段から交流があってお人柄に安心感があることに加えて、
楽しいだけでなく専門的な知識や技術を追求しながら活動していらっしゃる姿にも尊敬しきり。
人気があるのは、ぶれない軸と世界観とがしっかりとあって、
それが受け手にちゃんと伝わるからだなあ、プロだなあといつも思うのだけれど、
お二人が立ってくれたこの寺子屋にもその空気がしっかりと横たわっていて、
生徒さんだけでなくdropまで勉強させて頂いたような気持ちでした。
後に生徒さんたちから届いたメールやお手紙からも、それが感じられて心底嬉しかったなあ。
これだからイベントごとは止められない、、。
準備がどんなに大変でも、生徒さんと先生の笑顔を見ると、つい嬉しくなって次のことを考えてしまいます。
さあて、次はどんな寺子屋を企みましょうか。

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