2010.03.18 Thursday
容器と抽象のあいだ


悩んだ末に「Between the container and abstract」と名付けた、
コラージュ箱シリーズがあります。
今回のスパイラル展示用として、ほそぼそと試作してきたもの。
容器と抽象のあいだにあるもの、使えるけど使わなくてもいいもの、
もしくはさほど使えないけど、使おうとすれば無限に使えるもの、ともいうような。

しかし、自分でつくっておきながらナンですが、
これを作っている間、ずっと掴みどころがなかった。
それがいいことなのか、わるいことなのかも正直わかりません。
でも、1つだけ頭においていたことは、
「わかりきった感じで、おしゃれにオチを付けないこと」もしくは、
「デザイナーがカッコイイ感じでつくりました風」に完結するまい、ということ。
自分の中だけのことなので、実際出来上がったものが、
どんな風に伝わるのかは知る由もないんですがね。

完成度や使い勝手を考え抜く作業は、紙モノのプロダクトを作る際に、
かなり意識して徹してきた部分なので、
逆に自分たちの手から1こ1こ生まれるものにまで、
その完璧さや効率を求めなくていいだろう、という気持ちがあったけれど、
作っているうちにどうしても「それらしくしなきゃ」みたいな意識が働いてしまい、
ずいぶんと悩みました。
作っているときは、どんどん手がうごいていって透明な気持ちになるのに、
ふと止まるといろんなことを考えてしまったりして。
なんだか小さな戦いの連続という感じだった。

というわけで、出品するものの中には妙にどろっとしたものや、
手が勝手に動いていった、自分の作品じゃないみたいなものなど、
いろいろ混じっています、
が、あえて両方を人の目にさらしてみようと思ってます。
ぜひ見に来てください。









コメント
元氣?

konichiwa :)

i just bought the book coolage to make with a photograph and paper that you design for yoko inoue, and and it's so so good, i really love how you add some little details and layout for her work ! thank you so much for such wonderful work !

:)
| oly | 2010/03/21 2:06 PM |
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