2011.06.24 Friday
畑のうた
オットが、札幌郊外に住む親戚の厚意によって、10Rほどの畑を格安で借りた。
知識もないのに、やる気のみで。
10Rといったら初心者には、けっこう無謀な広さです。
しかも家族のひとりは妊婦な上に産んだら子育てでさらに忙しくなる予定、、、
どうすんだバカーと思って怯んでいましたが、
さらにやる気があって熱心な友人が参加してくれることになって、
親戚や義父の力も得て、あれよあれよと種も蒔かれ苗も植わり、
気づけば畑らしくなってきている模様。
雨が降ればじりじり心配し、晴れすぎても心配し、次はどうすんだ何があるんだ、
とまだ慣れぬことばかりだけれど、
「自分たちの畑」みたいな場所があるというのは、やっぱりいいです。

いきなり畑、、、の裏には、もちろん今回の地震、
そして原発事故によって思う事があまりに大きかった、というのがある。
子どもを授かったからこそリアルに感じること、考えること、
「たった今」だけでない遠い未来を見ることにも繋がっていったのかもしれない。

目に見えるかたちで小さな循環を築くための、いまできる小さな実験です。
いろんな人の力を借りて作られ始めたこの小さなコミュニティーは、
四季を通じてどのように変化していくのだろう。
何が出来て、何が出来ないのか。
はたして現代社会で、そして本業はデザイナーです、というような生き方や暮らしぶりの中で、自給自足できることがあるとしたらどこからどこまでなのか。
これは大きな問いで、何も畑とか食べ物に限った事ではなく、
自分たちは何が作れて何が作れないのかという、
それこそ本業にも関わってくる命題だと思ってます。
とまあ、考えている事はでっかくても、いきなりできることはやっぱりわずかなはずで、でもやらないよりはやってみる方がよい、という気持ちで見切り発車。

いまとこ農作業自体はオットと頼れる友人たちに任せきりで、
臨月妊婦の自分は口だけ出す、という非常に厚かましい状態なので、
早く畑仕事に参加できるようになればいいなあと刻々と更新されて行く畑の様子を写真で眺めては、収穫を夢見つつ野菜の長期保存について調べたりしています。
何かを作るとき、そしてそれを維持するとき、たくさんの知恵が必要なことに気づいて、でもそれを身につけられるとしたら、それはものすごく楽しくて豊かなことだなあと思う。

そういえば、ナントカ農園みたいな、なにか名前が欲しいな!
堅苦しくない、楽しい名前がいいなと思い、
「農園 モモンガ」はどうですか、と打診しているところ。
返事はまだない。だめだったのかしら。
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